「MD開発本部」の中で、アパレル衣料、ハイブランド、時計、ジュエリーなど、ファッションビジネス全般の事業を管轄しています。
わたしたちのメイン業務は、「情熱価格」をはじめとするオリジナルブランド（当社ではPB=ピープルブランドと呼ぶ）商品の企画開発やバイイング業務、年間の商品・販売計画策定、PRそして予算・売上消化管理など、モノを作って売るまでの全体のディレクションです。世の中へPPIHらしいカルチャーを発信し続け、お客さまにお買い物を通してワクワク・ドキドキしてもらうこと。そして、世代を超えてたくさんの方々にPPIHのファンになってもらうことが最大の目的です。わたしたちはどこにも真似ができない、唯一無二のグローバルでアミューズメントな流通企業になる！そう強く想って時には言葉しながら、仲間たちとともに仕事しています。

自分のやりたいことが
実現できる会社だった。

私は20代後半に中途で入社しました。ドン・キホーテが一部上場を経て数年が経過し、全国展開を加速させている最中だったと思います。
15歳で古着屋のアルバイトを始め、音楽と洋服にまつわるユースカルチャー漬けの日々を送っていた私。「アンチマジョリティ的な偏った世界こそカッコいい！」と思っていました。そんな中、その異色の存在感と勢いに衝撃を受けたのが、ドン・キホーテでした。
上場企業であるにも関わらず、やることなすこと破天荒でダイナミック。その魅力にすっかり惚れ込んでしまいました。「この会社の仲間になって、もっともっとでっかいこと、おもしろいことをやりたい！」と思い入社。この年がわたしの人生のエポックイヤーとなりました。

他社への尊敬と愛。
そしてPPIH流の個性の追求。

いくつかありますが、2点にまとめると、ひとつめは、相手への尊敬と愛です。大切なのは、それをメンバー全員に日常的にいつも言葉にして伝えるということ。ビジネス上のスキル・テクニックやマネジメント手段も、この上位概念がなければうまく機能しないと思います。
会社の成長とともに管掌する事業規模は大きくなり、関わる従業員も増えました。そんな今、あらためてこのことを実感しています。多くの仲間（従業員・お取引先企業さま）の存在でわたしは生かされているということを、忘れないようにしています。
ふたつめは、“らしさ”です。例えば、ドン・キホーテらしさや、自分らしさ。いつも原点に立ちかえって考える時、よくチームメンバーと”らしさ”の定義について議論をしています。それぞれの”らしさ”＝個性がこの会社を作っている、ビジネスも組織運営も強烈な”らしさ”の尊重と追求の先に、進化があると思っています。
この会社は世界一情熱的でエモーショナルな企業だと思います。社員にもいろいろな人間がいて、魅力的でとてもおもしろいです。
泥臭くて人間味のある企業風土、それでいてグローバル基準の最先端のテクノロジーにもしっかり投資する。難しい、悩ましい局面は仕事なので日々当然ありますが、わたしは心の底からこの会社を尊敬し愛しています。
会社への恩返しもこめて、日々関わってくれている仲間たちのステータスをあげるためにも、どこにも真似ができない、PPIH流のファッションカルチャーをもっと強烈に発信していきたいです。どんなに企業規模が大きくなっても私たちはいつだって未来志向で果敢に挑戦し、お客さまと世の中と従業員がおもしろいと感じること、ワクワク・ドキドキすることに全力投資する。それが私たちの変えてはいけない大切なことだと考えています。

自己実現ができる環境。
その中で積み重ねた経験が自分の大きな財産に。

語りきれないくらいたくさんありますが、もっとも誇るべきは、社内外問わず日々苦楽をともにしている、信頼できる多くのビジネスパートナーがいることです。
そして私は、PPIHがグローバル流通企業として、国内のみならずグローバル基準で世界中から尊敬される企業であってほしいと思っています。従業員一人ひとりの多様性を認め、尊敬しあう風土や、個人のライフスタイルにあわせた自由な働き方、適正に合わせたジョブチェンジ制度など、客観的に見ても非常に風通しの良い、従業員に親切な企業だと自信をもって言えると思います。同時に私自身がそうであったように、会社が与える権限と向かうvisionを正しく解釈して、情熱と野心をもって、個人のキャリアを最大化し、その権限を確実に行使することを望む方々にとっても、非常にエキサイティングな企業です。こうした環境下で自己実現できているということも、当社で得られた価値のひとつです。